ナニワ金融道場・意見交換BBS

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[178] 【 リニア談合、JR東海の意向が影響か 大林組が逆転受注 】→ https://www.asahi.com/articles/ASKDM5S0GKDMUTIL058.html?iref=comtop_favorite_01 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/12/20-20:29)
《 公共事業の甘い汁で潤うのは自民党とゼネコンだけや 》 相も変わらず.公共事業費という名目で国や地方自治体からゼネコン.土建業者にゼニが大量に流れ込んでおります。このような公共事業の中には.多少は必要なものもあるでしょう。しかし.そのほとんどは.景気対策のために発注された工事であります。ところがこの政策は.工事の発注費用を国債発行で賄うため.国の借金が雪だるま式に膨れあがってしまうという大きな欠点があります。さらに.ここ何年かの大規模な景気対策でも.公共事業の効果はほとんどないことが証明されています。それなのになぜ.未だに大規模な公共事業費が国家予算の12パーセントを占めているのでしょうか。土建業者は自民党にとって.最強の集票マシーンであります。自民党議員の先生たちにとって、大勢いる不特定多数の都市住民は.ワイロで買収することができません。しかし.都会を離れた狭い共同体に縛られた地方の選挙では.どこの誰が.何々先生に票を入れたなどということはすぐにわかってしまいますから.自民党の先生がたは.土建業者を通じて.いくらでも選挙民を取り仕切ることが出来るわけです。大は原発.新幹線。小は村民ホールにいたるまで.今の日本の地方は.ことごとく土建業者に支配されておりますから.ここにさえ甘い汁を吸わせておけば.自民党政権は安泰というカラクリなのであります。従ってゼネコン大手が.銀行の不良債権がらみで膨大な赤字を計上しているにも関わらず.銀行に「資本注入」することによって.その不良債権を何千億円という単位で.棒引きにしてやるという.とんでもない暴挙が平気な顔をしておこなわれると言うわけです。ゼネコンや土建業者が儲けていくには.常に巨大な公共事業が必要であります。リニアモーターカーの中央新幹線やら.長野オリンピックの誘致やら.土木事業が必要なイベントやら事業が目白押しに計画されてきたのは.こうしたカラクリのなせるわざといえましょう。しかし.これらの巨大事業は.本当に国民生活の為に.役だっているのでしょうか。早い話が.これらの巨大土木工事は.工事をおこなうこと自体が目的であったのであり.利用者がそれを使用することについては.ほとんど考えられていなかったということなのです……。これが.最終的には税金で解決するという形で.国民にツケが回されてくるのでしょう。今.ゼネコンも役人達もいちからその体質を改めなければならない時期にきております。日本の悪弊を改めるべきであります。税金という形で国民からいくらでも搾り取れると思ったら.それは間違いです。ゼネコンや土建業者も.本当に皆のため.社会のために役に立つ土木事業とは何なのかを.これまたいちから考え直す必要があるでしょう。まあ.これについてボクはほとんど期待しておりません。なんとなれば.ゼニさえ儲かれば.社会のことも労働者のことも知ったことではないというのが「資本の論理」というものなのですから。 -『 ボロ儲け経済学(ゼニのカラクリ明かします)』青木雄二著/ 光文社¥838(税別)より抜粋 -

[177] ・【自転車スマホで女性死なす。川崎、容疑で大学生書類送検へ】→ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-00022503-kana-l14 ・【ネットにあふれる過激動画 若者の承認欲求、専門家指摘】→ http://digital.asahi.com/articles/ASKDC543MKDCPTIL018.html?rm=552 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/12/15-15:09)
こないだ週刊誌を読んどったら.ええことが書いてあった。脳の研究で有名な先生の文章や……。テレビを見ることで子供達の「現実感」が欠如しているというわけや。なるほどと思うたね。つまり.テレビの中の世界は.見てる側には何の関わりもない。何が起こっても見てる側には及ばない。現実の生活の中でも.目の前で起こっていることに対して「自分には関係ない」という姿勢をとるのが上手になる。確かにそうや。問題になってる学校崩壊いうのも.それを考えればうなづける。ただ.目の前で授業している先生や他の友達.そして学校というものに対して「自分とは関係ない」と思ってる子供が増えとるのと違うか。テレビを見るときは.興味のない場面なら目をそらして他のことをしてやり過ごせる。子供達が.それと同じ事を学校でやると.それがつまり学校崩壊になるわけや。現実的な体験がないということが.いかに恐ろしいことか。勿論.子供達だけやない。大人かて.現実感のない人間は多い。目の前で起こっていることに対して自分は無関係だとしか思えない大人は.例えば選挙に行かないやろ。政治家が何をしようとも.政党がどういう政策を決めようとも.すべて自分には無関係。自民党が本当はどういう政党か.何をやってるか.そういうことに興味をもっている大人はほとんどおらん。教室の中で先生や友達に関心を持てない子供達と同じや。これはもう.学校崩壊ならぬ国家崩壊やで。わしに言わせれば.これは「想像力の欠如」という問題や。テレビには想像力がいらない。ブラウン管に映ってることが全てや。想像力を働かせんでも.情報は入ってくる。それに馴れてしまうと.想像力そのものが退化してしまう。学校とはどういうところか.先生は何を教えようとしているのか.これはすべて想像力がなかったら何の興味も湧かんで。同じように.国家とは何か.自民党は何をしようとしているのか.この社会はどう変わろうとしているのか.どう変えて行くべきなのか.これは想像力のない人間には考えることはできない……。人間には想像力が必要なんや。想像力があるからこそ.現実を観察し.新しいものを発見する目が養われる。大人も子供も.もっと想像力を働かせてこの世を見て欲しい。事件の裏にあるもの.政治の裏にあるもの.人間の言葉の裏にあるもの.そういうものを想像し.そして追求していけば.世の中のありようがきちんと見えてくる。そしてどう変えて行かなければならないかが.おのずとわかってくる。想像力こそが.人間にとって大きな武器であり.社会を変えていく原動力なんや。 -『青木雄二の ゼニの教育論(『人生とゼニ』ホンマの価値観を知れ!)』青木雄二著/青春出版社¥1100(税別)より抜粋 -

[176] ・【 「怨霊となり祟る」宮司の弟名義で手紙 富岡八幡宮 】→ http://www.asahi.com/articles/ASKD95RNRKD9UTIL01X.html?iref=comtop_8_01 ・【 聖地緊迫 米が首都承認のエルサレム 】→ http://www.asahi.com/articles/DA3S13265996.html 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/12/11-20:45)
【 人間が「神」をつくったんや。「神」が人間をつくったのではない 】まやかしと誤魔化しのはびこっている今の世の中には.色々とはっきりさせんといかんことがある。その中でも僕が一番声を大きくして叫びたいのは「神」の問題である。神さまはいるのか.いないのか……。僕ははっきりと大声で宣言する。「神はいない!」神は人類が創造したものの中で.最大にして最悪のものや。「神」が人間をつくったのではなく.人間が「神」をつくったのだ。このことを.僕は『悲しき友情』という漫画の中に描いた。「神」はいない! ええか.皆さんよく聞いてや。神さまなんていうのは.昔っから.てんで.まるで.ぜんぜん.ちっとも.絶対にいてなかったのである! 文句があるのなら.僕の目の前に出てきてくれ。宗教家は「いや.神は目の前に現れたりしないけど.あなたの心の中にいる」というだろう。だが.ちょっと待て。心とは観念のことではないのか! 僕が問題にしているのは「神の実在」ということだ。その「神」は.物の世界.物質の世界に実在しているわけではない。神を「思う」ことと.神が「在る」ということは.全く別のことである。この点をきちんと認識してもらわないと.いつまでたっても水掛け論の平行線だ。それにしても.どうして世の中には.神を信じる人間が多いのだろうか……。いささか.短絡的だと思われるかも知れないが.これだけ世の中に「神」がはびこっていることの根源は.自民党の政治にあると僕は考えている。僕が「自民党」というのは.企業と結託してヒルのように私腹を肥やす政治家と政党のことだ。資本主義は矛盾ばっかりや。特に.日本の自民党政権なんていうのは.資本家ばかりを優遇して.その見返りで私腹を肥やして来た。ほんまに腹が立ってしょうがない。自民党と神の関係や。企業とか資本家とかの連中は.汗水流して働く労働者が.従順で文句を言わない方がやりやすい。只々.おとなしく子羊のように働いてくれる人間が有り難い.ゼニを黙って搾取させてくれる人間が有り難いわけや。おとなしく働いてもらうためには.労働者を洗脳する必要がある。日々.ひたすら黙って一汁一菜.いただけるおまんまに頭を下げて.ありがたぁく手を合わせる人間になってもらわんと困る。どんな少ない給料でも.ありがたがって感謝の気持ちをもってもらえれば.資本家は実にあんばいがええ。宗教はこれにピッタリや。「嗚呼.有り難いありがたい.毎日こうして御飯が頂けるのは有り難い」労働者がそう思ってくれていれば.資本家はラクが出来る。つまり資本家と宗教家は利害が完全に一致しているのである。自民党だって.世の中の人が.政府への不満を爆発させてしまったら困る。これで庶民の不平が噴出しなければ.政治家は至ってラクチンである。もうひとつ理由がある。宗教団体には大勢の人間が集まる。大きい教団ともなれば.大変な大票田である。政治家がこれに目をつけへんはずがないわな。大量の票があるところには.必ず政治家が近づく。そして裏の結びつきが生まれ.大きなゼニが動く。こんなことが繰り返されていたら.いつまでたっても世の中はよくならない。僕は別に宗教弾圧をしろなんて.過激なことを言うつもりはない。神を信じるのは自由である。信じたい人は信じていたらええ。これを「思想信条の自由」と言うんやで! でも.もしも世の中の八割から九割の人間が「神はいない」と考えるようになったら.はっきりと世の中は変わってくるだろう。神にごまかされず惑わされず.世の中の真実を見つめるようになるし.資本主義の矛盾もドンドン改められて.ヒルのように利権に吸い付く政治家だって.抹殺されてしまうだろう。そういう意味で.神というのはゼニの世の中のめくらまし役を果たしている。まことにもって.やっかいな意識なのである。 -『ゼニの人間学』青木雄二著(KKロングセラーズ¥1165税別)より抜粋 -

[175] 【 客殺到、店内に押し込んだ 20年前、恐慌寸前だった日 】→ http://www.asahi.com/articles/ASKCH5TZTKCHULFA02V.html?iref=comtop_8_03 】 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/11/27-14:15)
繰り返すのも情けないが.今の日本は本当に酷くいい加減な国家になり果ててしまった。ボロボロボロボロ.出てくるわ出てくるわ。酷い実態が.次々とあからさまになってくる。嘆かわしい.実に嘆かわしい……。みんな嘘だらけで.本当のことがひとつもない。これはもう末期的症状と考えなければならない。最初から述べてきたように.実際にもう.日本の国家予算は破綻寸前である。否.ほんとうはもう.今ぐらいのところで破産してしまった方が.後への傷が浅くて済むというもんや。このままズルズル借金を続けて傷を深めてしまうより.そのほうがよっぽど再生が楽である。「国民のみなさま.及び世界各国のみなさまがたには.大変ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんが.わが日本国は本日ただいまをもちまして.自己破産いたします。」そう宣言する総理大臣はいないものか。日本が自己破産すれば勿論.日本の国債はチャラである。ただの紙切れでしかない。しかし.まあほとんどの庶民は困らない。国債を買っているのは.一定以上の収入がある人達である。それに国債のほとんどは.大手銀行自身が保有しているのではないだろうか。だからこそ政府は銀行にゼニを注入する政策を取り.銀行を擁護し持ちつ持たれつの癒着関係がそこにあるのではないだろうか。これは推測にすぎないから.これ以上のことはよくわからない。国債をチャラにして自己破産した上で.総理大臣が国連で演説する。「日本国は自己破産いたします。もうこれ以上の国際援助はいたしかねますので.御容赦下さい」自分の面倒をみられないような国家が.よその国の面倒をみるなんて出来るわけがない。それにだいたいオーディーエーなんかは.日本のゼネコンにゼニを逆輸入するための.海外での公共事業ではないか。そんなものはもういらない。日本国が自己破産したら.もちろんその負担は国民が背負わなければならない。国債は当然.チャラであるから諦めてもらう。銀行だってバンバン潰れる。否.そもそも日本が倒産したときに「円」をどうするか.そこから考えていかんといけない。まあ.世界中に流通している円を見捨てるわけにもいかんから.これは日本政府の後を引き継ぐ新政府が引き継ぐしかない。「預金は保護されへんのかいな」という点が一番心配になるが.一千万円以下の貯金はやっぱり保護せんとしゃあないやろ。そやけど.預金を保護するために.銀行に資金を注入するのは絶対に反対である。銀行はやはり倒産させるべきである。その上で小口預金は保護する。預金者は.通帳と印鑑を持って国会議事堂に並んでもらう。銀行に余計なゼニなんかやる必要はない。預金者の分だけ守ればよいのである。こうやって日本が破産した後.政府自民党や官庁のキャリア組には全員退職してもらい.新しく選挙をやり直して新しい日本をつくる。当然.憲法の制度から始めていく。むろん.汚職経験のある政治家などは.財産を全て没収する。まっ.これぐらいのことをせなんだら.今の日本は.ちっとも良くならないのであります。 -『ナニワ憲法宣言』青木雄二著(角川春樹事務所¥1200税別)より抜粋 -

[174] 【 企業の現預金、最多の211兆円 人件費はほぼ横ばい 】→ http://www.asahi.com/articles/ASKC77RXLKC7ULFA03D.html?iref=comtop_8_03 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/11/14-08:36)
《 資本家に搾取されているのに気が付かないから貧乏なままなんや 》「労働者すなわちプロレタリアの労働は.プロレタリアに財産をつくりだすか……。決して作り出さない。それは資本をつくりだすのだ。すなわち賃労働を搾取する財産.新しい賃労働をうみだし.あらたにこれを搾取するという条件でのみはじめて増殖しうる財産を.作り出すのだ」『共産党宣言』……。「労働者は.彼が富をより多く生産すればするほど.彼の生産の力と範囲とがより増大すればするほど.それだけ益々貧しくなる」『経済学・哲学草稿』……。この資本主義社会が.一部の資本家によって動かされていることは.わかってもらえたやろう。次になぜみんないつまでも貧乏なのか.ということを考えてみたい。何度もいうけど一日8時間働いて.ひと月分の給料として25万円もらったとしても.それはホンマは.自分が働いた価値の内の一日あたり1時間30分ぶんしかもらっていない。その余った価値=6時間30分ぶんは資本家が持っていく。これが「剰余価値」や。資本家は勿論.資本を集めて.製品開発して.工場を建設して.設備投資して.人材募集して……と色々投資してるわ。それなら投資した元手を稼いだら.あとは剰余価値のぶんも労働者にくれるのか.というとそうはしない。せいぜい.スズメの涙の昇給やペラペラのボーナスでごまかす程度だ。だから労働者のふところのかわりに.大株主のボケットがあったかくなるわけや。本来.労働者が頑張って働いたから儲かったのに.給料を上げてやるのだから文句を言わずに働け.というのや。これをもって「搾取」という。ここで考え方が逆転している。資本家は労働者がいなければ利益をあげることは出来ない。だから労働者の方が立場は上なんや。それなのにほとんどの労働者は.会社があるからこそゼニがもらえて生活できる.と考えている。労働者は.労働という商品を持っているのやから.それをどの資本家に売ってもかまわない。本来そういう自由な立場のはずなのに.搾取されることを承知で資本家に奉仕したら.奴隷と変わらない。だからこそ.団結が必要になるのや。ひとりひとりがバラバラに文句を言ったり.要求しても資本家にとっては怖くもなんともない。工場の労働者が.何百人.何千人と一致団結して.一つの要求を出して.それが通らない時にはストライキをやれば.資本家はたちまち困ってしまう。そうなれば団体で交渉して.賃金アップなり.労働条件改善なり.経営トップの更迭なり.経営の情報公開なりを要求して.資本家側の妥協を引き出すことができる……。とにかく自分達がいったいこの世の中で.どういう立場にあるのか.どうやって搾取されているのかということに気付くということが.イコール自分が社会の主人公で.奴隷ではないことに気付くことなんや。それが全ての始まりやろうな。 -『ナニワ金融道 ゼニの魔力』青木雄二著(講談社¥1400税別)より抜粋 -

[173] 【 国内の取引先、神鋼グループで6千社 中小が56% 帝国データ 】→ http://www.asahi.com/articles/DA3S13183423.html 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/10/17-14:58)
日本の国はなにをめざして国づくりをすればよいのか。僕はそれを「安心」だと考えております。どんなビンボー人でも安心して御飯が食べられる国。安心して住める部屋がある国。安心して医者にかかれる国。安心して老後が過ごせる国こそが.我々のめざすべき国家だと考えます。そういう国家をつくるためには.まず何をすればよいのか。今の日本を変えるには.大きな意識改革が必要になってくる。資本主義を前提とする今の日本では.国家の運営について.きわめて古くさいドグマがある。「経済は発展していくべきである」「経済が発展してこそ.豊かな国が作れる」この前提に対して.疑いを持つ日本人はそんなに大勢いないのではないか。誰も彼もが「そらそうや。経済が発展してこそ.みんなおいしいおまんまが食べられる。素うどんしか食べられない人間が.天ぷらうどんを食べられるようになるには.経済の発展が必要や」そう考えているのが今の日本人である。しかし.果たして本当にそうなのやろうか。それだけが豊かさということなのやろうか。僕はその原点にこそ.大きなクエスチョンマークを投げかけたい。そもそも経済が発展するというのはどういうことか。経済が発展する前提として.そこには利潤を追求する企業がある。「ゼニ儲けがしたい」と望んでいる人間がいる……。では.ゼニ儲けとはそもそもなんであるのか。資本主義の基本原理はきわめて単純明快である。「買ったものを売って利潤を得る」これこそが正に.今の日本社会の根本原理なのである。経営者は.労働者から労働力を買って商品をつくり.それを売って利潤を得る。商品が高く売れればいうことはないが.そうそう簡単に暴利が貪れるもんではない。結局は.需要と供給の関係で.落ち着くべき価格に落ち着く。それなら.経営者はいったいどこでゼニを儲けるのか。企業を経営する者は.じつは人間の労働力を利潤追求の源泉とするのである。同じ給料を払うなら.労働者にはたくさん働いてもらったほうがよい。その方が企業は儲かる。誰が考えてもそれは理解できるやろう。この仕組みを.マルクスは「剰余価値」と呼んだ。人間は本来.自分と家族が食べていくぐらいなら.そんなにたくさん働く必要はない。一日の必要労働時間は四時間程度で十分なんや。ところが.現代の労働者は経営者に余分に働かされているから.八時間もそれ以上も働かなければならない。本当ならば.自分の作り上げた価値の全てが手に入れられるはずなのに.資本主義社会では.経営者が労働者から搾取することが許されているために.労働者は自分の作り上げた価値の数割しか自分のものにできないのである……。さて.この認識を踏まえた上で「ゼニを儲ける」とはどういうことか。資本主義の世の中にあって.企業がゼニを儲けるということは.取りも直さず.労働者が稼いだゼニをかすめとることである。「搾取」することである。「世の中には.得をする側の人間と損をする側の人間の二種類の人間がいる。得をする奴がいるということは.どこかで損をする奴がいるということや」これほど単純明快に資本主義の世の中のシステムをえぐり出している法則は.ちょっと他には見当たらない。ええか.経済が発展するということは.とりもなおさず.損をする人間がいてるということや。それが資本主義の冷酷なシステムなんや。経済が発展するためには.それを支える労働者の労働力が必要である。労働者が汗を流して働いて.痩せ衰えていくことによってしか.経済は発展しないといってもよい。「経済の発展」などというと.日本のサラリーマンは.自分まで豊になる錯覚をおぼえるが.ほんまのところは只々、経営者を儲けさせ.自分はそのおこぼれにあずかっているのに過ぎない。こういう根源的な問題点を.日本人はもう一度見つめなおす必要があるだろう。 -『ナニワ憲法宣言』青木雄二著(角川春樹事務所¥1200税別)より抜粋 -

[172] 【立憲民主の登場に沸く共産「野党共闘」の芽、ふたたび】→ http://www.asahi.com/articles/ASKB5015LKB4PTIL02K.html?iref=comtop_favorite_02 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/10/06-16:08)
「大工業によって作り出される交通機関の発達は.違った地方の労働者を互いに連絡させ.労働者の団結を促進する。だが.至る所で同じ性質をもつ多くの地方的闘争を一つの全国的闘争に.すなわち階級闘争に結集するには.ただこのような連絡さえあれば足りるのである……。中世の市民が数世紀を要したこの団結を.鉄道をもつ近代プロレタリアは数年にして達成する」(『共産党宣言』)労働者の味方とか.ともに闘おう.なんて味方ヅラするやつらは.あまり信じないほうがええ。ホンマに信用できるのは.利害をひとつにする仲間.つまり労働組合だけや。ただし.無原則に「いっしょに闘おう!」とかいうてもなんにもならん。だいたい自分が可愛い.というのが世の人間の常や。昔は.企業側がゼニをばらまいて組合を分裂させ.第二組合をでっちあげて闘争をつぶす.という話もよく聞いた。そんな中で.どうやってホンマの味方を見つけるのか。それはまず.自分がなんのために闘うのかということを見極めることから始まる。ゼニのためか.名誉のためか.ただええカッコしたいだけか.それとも.もっと崇高な理想を持っているのか.とね……。同じ職場の労働者が乗り気でなかったら.地域の政党に相談するという手もある。いちおう労働者の味方と自称している政党なら.どこでも話しは聞いてくれるで……。まあ.最終的にはひとりでも闘うというくらいの覚悟と芯の強さが必要やな。ボクは.なんでもひとりでやってきたから.人間正しいと思うことくらい.ひとりでも主張できなかったらウソやで。相談する先もないというのやったら.まずはサークルでもつくって.意見のあう人を集めるというのも手やという。人を集める口実はなんでもええらしい。たとえば.青木雄二の『ナニワ金融道』を読む会でもええのやないか。きっと.ゼニの話しから労働条件の話しになって.待遇改善してもらおうや.ということにもなる。サークルでも入ってみたら.内容が全然違っていた.というのではブルジョアの搾取みたいなもんで実のあるものにはならない……。『ナニワ金融道』第五巻では.肉欲棒太郎の風俗ビル計画に反対する周辺の住民達に.灰原はビルの近くに病院の分院を作れば.風俗営業店の開業ができなくなる.と入れ知恵をする。おかしな話しだが.ここでは風俗ビル反対住民と帝国金融の利害がピッタリ一致しているわけで.両者の団結によって目的を達成する。 -『ナニワ金融道 ゼニの魔力』青木雄二著(講談社¥1400税別)より抜粋 -

[171] 【政局混乱、都民ファも困惑「全力支援、何をすれば…」】→ http://www.asahi.com/articles/ASKB304F1KB2UTIL03C.html?iref=comtop_8_01 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/10/03-18:34)
なんで.こんなにいかがわしい国になったのか。ボクはずっとニッポンの社会と政治と国民を冷静に観察してきたのですが.1940年近衛文麿首相とその側近がすべての政党を解散させたうえ「大政翼賛会」にまとめ.その政治的な動きに国民が反対もせず.全員一致で一方の方向にいってしまった事態が.それ以降の日本という国をいかがわしい国.無知な国民にしたのだと分析しているのです。『ナニワ金融道』を描いたきっかけの一つに.果たして多数決は正しいのかと言う疑問がありました。否.必ずしも正しくないということを啓発していくというか.この国の国民のアホさかげんを皮肉っていくことで.ある種.啓蒙しようとする意味もあったのでした。一番言いたかったのは「多数決なら民主主義というような教育をしてきたことは正しくなかった」ということです。哲学の本.歴史科学を読んで.コペルニクスとかガリレオとかケプラーという少数の人間が「地球が太陽のまわりを回っている」と地動説をとなえたとき「そうじゃない。太陽が地球のまわりを回転しているのだ」という無知な大多数が天動説の大合唱をして.少数意見の地動説を封殺したことです。現にガリレオは宗教裁判にかけられ終身禁固の判決を受けたのでした。今は「地動説」は常識でも.当時のカソリックの絶対的世界では「天動説」は絶対正しい真理だったのです……。今.議論をしたら.そして.もしガリレオの正しい科学的な知識を持たない大衆が多数であれば「天動説」が勝つということになり「天動説」が正しいということになります。多数決は民主主義とか.最大多数の最大真理が.民主主義の正義であり.正論のように錯覚をしています。多数決だから正しいのだという間違った認識が堂々とまかり通っています。これは民主主義とは何の関係もないことを国民に問う時期にきていると思っています。多数決でものごとを決定するのであるならば.ガリレオ的な正しい教育をしたうえで採決をとらなければならないのです。「多数決は民主主義」ならば.ヒトラーもムソリーニも東条英機もみな多数決で民主主義ということになり.正しいということになります。今.まさにそういう時代です。多数決で決めたことだから.何がなんでも正しい。多数決が正義だというまやかしの民主主義がニッポン中に横行しています……。そういうことを見抜く国民にならないとまた.歴史は繰り返すということになる危険性はものすごくあるのではないかという気がします。まず「何がなんでも多数決は民主主義だ」という誤った認識を疑ってみて.反対なら断固反対しなければ.非常に怖い世の中になっていくと思います。 -『青木流人間鑑定図鑑 一瞬に読む145の方程式』青木雄二著 / 講談社 ¥1200(税別)より抜粋 -

[170] 【小池知事「大義、分からない」早期の衆院解散を批判】→ http://www.asahi.com/articles/ASK9L4TGLK9LUTIL00N.html?iref=comtop_8_02 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/09/18-16:25)
誰でもいったん権力をもつと.より強力にしたくなる。そしていったん強引な政策を取ると.今度は自分を守らなければならなくなる。そしてやがて.家族も守る.親族も守るということになって益々.極端なことをするで。北朝鮮なんかその典型やろ。極端な政策を敷けば.今のような形態を取らざるをえないということだ。情報を極端に遮断して.鎖国政策を続ける。プロパガンダを大々的に行い.強力な公安組織で国内の不満分子も取り締まる……。ただ.情報遮断ということについては西側も同じや。西側だってマルクス・エンゲルスを教えていない。小学校や中学校で教えないのは.もし教えたら労働者はまともに働く気がなくなる。それじゃ政治や企業が困るから教えない。ボクは講演に行くとよくわかる。ボクがマルクス・エンゲルスのことを話すと.そんな話し初めて聞いたというように.じいさん.ばあさん達が顔つきを変え.身を乗り出して聞いているんやから。老人達は.マルクス・エンゲルス。資本主義・共産主義のことは全然わからない。だから選挙のときは判断を間違う。長いものにまかれろという程度の知恵しかないのじゃないやろか。それくらいバカ正直にただ.地元の有力者の誰それが自由民主党から選挙に出たからと漠然と投票している。日本人はそういう国民.民族なんや。そやから日本には二世議員が多い。ということは.日本の政治家なんか誰でもなれる。偉いからなっているわけじゃない。昔からの地盤と金を持ってさえいれば.本人の資質に関係なく議員になれるということなんや。大臣になれば.頭の良い官僚がすべてをフォローしてくれる。それにひきかえ.漫画家になるのは大変やで、地盤があっても金があっても.資質がなければ絶対なれへん……。「知らぬ存ぜぬ」は悪党共の常套手段。自民党の資本の側に立つ欺瞞の多数決.民主主義.自由と平等に騙されたらアカンで! 自民党の政治家にはホンマに二世や高級官僚出身者が多い。政治を動かす人間がこういう人種では当然.政治も社会も変わらん。選挙民である国民も少しは利口にならんとな。 -『青木雄二のゼニと世直し』青木雄二著/大和書房¥1200(税別)より抜粋 -

[169] 【 北朝鮮、グアム射撃示唆は迎撃避ける陽動か 】→ http://www.asahi.com/articles/ASK8Y2RW9K8YUHBI00G.html?iref=comtop_8_02 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/08/29-17:07)
日本がアメリカと袂をわかって.独自の道を歩むためには.色々と難しい点がある。ここまでアメリカ的になってしまった日本や。アメリカ的なものを容認しつつ.日本独自の風土にあった国家を作っていくしかない。「軍隊はどないすんねん。アメリカとの同盟がなかったら.北朝鮮が攻めてくるかもしれんやないか」と心配する人も多いやろう。この点について.僕は予てから持論がある。日本には軍隊がある。自衛隊という軍隊がある。陸海空あわせて二十万人以上の兵隊がいる。どんな言い訳をしたところで戦車があって.軍艦があって.大砲があって.兵隊がいれば.それは軍隊である。「兵隊ちゃいまんがな.あれ.自衛官でんがな」と言ったところで.そんな言葉の言い替えだけで.一国の憲法を踏みにじってもええもんか。新しい憲法をつくる時には.もう「戦争の放棄」という条文は削除するしかない。かわりにこんな条文はどないや。「平和の維持」1.日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求するが.もしも我が国の領土を侵略し.国民に危害を加える外敵が現れた場合には.武力を行使する権利を有する。2.前項の目的を達するため.我が国は強力なる威嚇として.武力を所有する……。こういう条文を作った上で.自衛隊はとにかく廃止する。軍隊だって持たない。何を持つかと言えば.世界最強の核兵器である。ちょっと暴論に聞こえるかも知れないが.僕は結局のところこうするしかないと思う。一発爆発させれば.アメリカや中国といったデカイ国ぜんぶが吹っ飛んでしまうぐらい強力なやつを作る。まあ.五十発もあったらええやろ。「お前らなぁ.攻めてきたら.これお見舞いするど」と脅してやれば.まあ攻めてくる国はないやろ。戦争というのは.なければないほうが良いに決まっているが.なかなかそう理想的にはいかない。現実問題として.日本が軍備を持たず.アメリカとの同盟も解消してしまえば.日本は国際的にはなはだ危険な立場に立たされるかもしれない。その安全を守るのはやはりなんといっても軍備である。力があるからこそ.国家は独立と尊厳を守れるのや。これは人間とまるで同じやないか。人間でも力のない奴には尊厳もない。尊厳とは.つまり「力」のことなのや。今の日本では.防衛予算は年間五兆円近くある。強力な核兵器を作るのに.まあ数千億円もあればできるやろ。そうすれば四兆円あまりのゼニを.他の予算にまわすことが出来る。もっと福祉や教育にまわす事が出来る。その方が日本の将来にとって.ずっと良い事だと思うのであります。勿論.こんな意見が暴論であることは.僕だって重々承知している。しかし.国の骨格となる憲法でさえ嘘がまかりとおっている現状を見たら.これぐらいの暴論が吐きたくなる。それぐらいの瀬戸際まで追い込まれているということや……。核兵器など持たずに.本当の平和が享受できるようになるまで.人類にはあとどれぐらいの時間が必要なのやろうか。いつかきっと.この地球が地球村となって.全ての人が豊で平和に暮らせる日が来るだろうと信じてはいるものの.それまでに人類はどれだけの血を流さなければならないのか。そんなことを考えていると茫漠とした気分になってくる。 -『ナニワ憲法宣言』青木雄二著(角川春樹事務所¥1200税別)より抜粋 -

[168] 【「葛藤する1年だった…」稲田前防衛相、退任あいさつ】→ http://www.asahi.com/articles/photo/AS20170731003136.html 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/08/01-13:57)
僕はデビューの時.既に45歳になっておりましたから.20歳から30歳代の若者と.会話など一切したことのない生活を送っていましたが.連載のため.アシスタントを6人程雇わざるをえなくなって.同じ屋根の下で仕事をしながら彼等と会話をするようになったという機会が出来ていたのです。一番驚いたことは.今の学校教育が「木を見て森を知らず」の若者達を.いかにどんどん生産して世に送り出しているかということでした。観念論と唯物論の闘争は「知と無知の闘争」であります。人間は歴史と共に知に開けてきましたが.それは安穏と平穏に開けてきた訳ではなく.無知に邪魔され.抑圧されつつ開けてきたのですが.その場合.いつも知を守り.推進してきたものは唯物論で.知を阻み.圧迫してきたものは観念論でありました。正に今の圧倒的多数の日本国民は.この観念論者なのであります。何故.学校教育は.真理である唯物論を教えないのかというと.それは日本が資本主義国だからであります。マルクス・エンゲルスを教えますと.労働者は一日8時間労働をしたとして.自分の取り分は.1時間30分。残りの6時間30分は.全部資本家の懐に入ってしまうという.酷い「搾取」がバレてしまいます。ですから資本主義の学校教育では.どんな事があっても唯物論を教える訳にはいかないことを知ったのも.この若者達と会話したお陰でありました。しかし.事実は一つしかありません。若者にとって.意見が異なるのは事実についてではなく.その事実についての若者の観念だということが.わかっていないのです。昔からあった.しきたりとか環境に.何にも考えずに.そのまま人の後について行くことは.無気力で誰にでも出来ることです。つまり主体性を持った若者が育っていない.これが日本の学校教育の一番の欠陥であると思いました。そのことを伝えたいと思い.執筆にとりかかったのが、この『悲しき友情』だったのです。 -『さすらい』青木雄二傑作集(マガジンハウス¥950税別)/ 青木雄二著より抜粋 -

[167] 効いてる効いてる 名前:エネルギー名無し (17/07/27-03:45)
 「テロ等準備罪」と正式な法律名を言わずに「共謀罪」と言い続けるパヨクの不誠実さは相変わらずですね。
 沖縄で反戦無罪の美名の下、違法行為ばかり続けるキチガイはもう「土人」ですらないですな。
 ただのケダモノです。もし中国やロシアだったら問答無用で射殺されるのに、それを知った上で沖縄寄生ケダモノどもは地元住民に迷惑をかけてまで違法行為を続けるのでしょうか?
 甘ったれどもは本当にゲスですね。

[166] 【 パックンさん「対テロ、何でも許される」「共謀罪」法  】→ http://www.asahi.com/articles/ASK747SR7K74ULZU017.html 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/07/12-00:17)
日本国家は「満州事変」から終戦まで.戦争を遂行するために「戦時国債」を約1955億円も発行しました。当時の国家財政の133年分にも当たります。この返済が不可能と思われた「戦時国債」は.戦後6年間に起きた9757パーセントという超インフレのおかげで.アッという間にチャラになってしまったのです。日本人は汗水たらして買った国債が紙くずになってしまった悲惨な経験をもっています。1万円が1円になってしまったのですから.これは「悪い夢」を見たようなものです……。いま悪夢がまた蘇ってきます。日本人が毎年3万人.4万人も自殺しようと.ホームレスの人達が3万人も出ようと.政府.自民党.官僚達は「そんなこと全国民の0.03パーセント以下に過ぎない。知ったことではない」とばかりに.上ばかりを伺う「便所虫」です。「日本は恐慌の危険が迫りつつある」なんてネボケたことをいうとる評論家がいますが.とっくに入っとりますワ。歴史的にみても大飢饉.大恐慌の時には大騒動が起きています。天保の大飢饉では甲府盆地の東.郡内地方では3000人もの大集団が大一揆を起こしたのを始め.全国的に一揆が爆発しました。その後は.幕末の大動乱です。1918年(大正7年)富山県魚津町から始まった「米騒動」は.またたく間に全国的な打ち壊し.焼き討ちの大争乱に広がっていき.その後に来たのは昭和大恐慌.テロ.戦争の足音でした。幕末.全国的に「ええじゃないか」と踊り狂いながら.伊勢神宮のお札が降ったという噂をきっかけに起こった集団行動が流行ったこともありました……。いま失業者が500万人.凶悪事件から万引きまで犯罪が頻繁に起きて.社会不安は危険水域に突入していますが.どこか静まり返っています。これはまだ日本人が過去の資産を持っているから静まり返っているだけで.これを食いつぶしてしまえば.不満が高まり火はつきます。だから一度.火がつけば.一気に大騒動に燃え上がる危険な状態にある不気味さだともいえます。警察庁が警察官を大量に採用し.サブマシーンガンを装備したりしているのは.そのあたりの国民の危険な意識を感じているのかも知れません。国家.政府.官僚っていうのが.一番怖いのは「騒乱」から始まる「革命」です。これからは.時代の空気を敏感に察知して.危ない社会を渡っていくタフな神経.己の才気と「どついたれッ」というようなアナーキーな生命力を持たなければ.キャンと叫んで尻尾を巻くことになるかも知れませんナ。 -『 青木雄二の どついたれッ(ガケっぷち人生脱出講座)』青木雄二著 / 講談社 ¥1200(税別)より抜粋 -

[165] 【 離党届の豊田氏、関係者に暴行認める 都議選へ自民痛手 】→ http://www.asahi.com/articles/ASK6Q5V5NK6QUTIL045.html 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/06/25-13:49)
なんでこんなに腹が立つんやろ。なんで皆は怒らんのや。この世も終わりの事件.出来事が続出しとる。納得いかんことのオンパレードで.まさに世紀末.世も末や。それやのに国民は蔭でブツブツ言いながら.選挙があれば自民党に入れとる。これじゃあ.いつまでたっても世の中は.ようならん。国民に対する背信行為。他の国なら一揆が起こってもおかしかない。この国はメチャクチャになるで。ええかげんワシら本気で考えんと……。ところがや.その正論をワシ一人ががなりたてても.政治家や御用マスコミのダミ声に消されてしまうがな。それならもう一人呼んで来て.一緒にがなりたてようという算段や。そうすりゃ少しは効くんやないか。ケンカでも.一人より二人.加勢はようけおった方がええ。皆でがなりゃあ.何とかなるかもしれん。それに一人では気付かなかったことが.二人で言い合っているうちに見えてくることもある。色んな人がおるもんやで.この世の中には。話しを聞けばウンウンとうなづくこともあったけど.ワシかて色々独学で勉強してる。そうした対論をもとに構成したのがこの本というわけや。これまでのワシの本とはひと味違う楽しみ方が出来ると思うで。きっと皆の役に立つと思うから.しっかり頭に叩き込んどいてや……。やっぱり.巨悪に立ち向かう正義漢は必要なんや。世の中ヒーローがいなくなって時間がたちすぎた。だから日本は悪い奴ばかりになって.肥だめのように堕落した。ぬかるみのようになってしまった日本を少しでも良い方向に持って行きたいとワシは思うとる。こうした対論が少しでも貢献してくれると嬉しい。今回.相手をしてくれた強者の皆様にも大感謝や。世の中は広い。いろんな人がおる。それがわかるのも魅力や。 -『ゼニ論十番勝負』カネの修羅場を勝ち抜く鉄則100カ条 /青木雄二著/(株)ザ・マサダ/¥1300(税別)より抜粋 - 

[164] 【イラン側「テロに報復」と声明「サウジが関与」糾弾】→ http://www.asahi.com/articles/ASK677XH3K67UHBI03Q.html?iref=comtop_list_int_n04 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/06/09-05:39)
「本日6/9は.故青木雄二先生 生誕の日ですね。いつもこの日には御提言申しあげていることですが.青木先生の「観念論と唯物論について」「神はいない」「物の見方・捉え方・考え方」「いつの世も発言より行動が先であった」等々.数々の問題提起と共に そこに連なる真理に向けて.改めてこんな時こそ漫画でもエッセイでも青木作品を今一度しっかりと読み返したり.それらに触れる事で再認識する日にしたいものです……。」 『唯物論』と『観念論』。日本国民にとって唯物論は聞き慣れない言葉なのですが.わかりやすく言えば.現実を先入観なしに.見えるままに素直に見るということや。ただそれだけのことなのですが.反対に観念論というのがありましてな。例えば.机が「在る」とは.自分がそれを「在ると思う」からあるという主張をするわけですわ。自分が思わなかったらあるもないもわからないではないか.と主張する立場が観念論であるということも付け加えておく必要がありますな。「なんだそれだけのことか」と言われるかも知れませんが.このことは現実の社会を知る上で.最も重要で大切な根本の問題なんですわ。「在る」とは観念の外に.観念から独立して.観念に支配されないでそれ自体で成り立っているものだということなのや。だから.在るものは思うことによって.いささかも動かされたり.変えたりすることはできまへん。「在る」は思う.思わないには関係のないことなんや。もし.人間が思うことによって.あるいは神に祈ることによって稲や麦が豊作になるとしたらどないなりまっか。人間に労働ということは.いらないことになりますがな。このことは唯物論が真理で観念論は誤りであることを証明しておりまっしゃろ。しかし.悲しいかな圧倒的多数は観念論者なのでありますわ。では何故.観念論者であるのか……。それはこのいかがわしい資本主義社会の中で.本当のことを知られることよって困る側と.本当のことを知ることによって.幸福になってゆく側が存在するからなのや。このことは資本主義国の必然であって.唯物論を採り入れるわけにはいかなかったというわけや。唯物論を教えなければ.残るは観念論だけですがな。その結果どういうことになるかと言いますと.人間が自分を支配する人間に対してひざまずき.その精神を支配され.長いものには巻かれろというような風潮が知らず知らずの間に出来上がってしまい.洗脳された国民がどんどん生産されていった.ということなのや……。以上のことが.唯物論.観念論の核心や。それでもまだよくわからない方は.唯物論者は「この世に神はいない」と断言する側.観念論者は「神はいる」と主張する側だと理解しても.決して間違いではないと.覚えておいてええと思うで。あなたが唯物論を徹底して実践し.この資本主義社会の裏の仕組みが理解出来たら.カネでヘタ打たん.悪賢い宗教家にダマされん.女にモテる方法も見出せる。それを噛み砕いて述べたのが本書でんがな。 -『ナニワ錬金術 唯物論』青木雄二著(徳間書店¥1200税別)より抜粋 -

[163] 【「官邸の最高レベル」文書、文科相が再調査を拒否 】→ http://www.asahi.com/articles/ASK6536SMK65UTFK002.html?iref=comtop_list_pol_t 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/06/05-17:31)
「学校の先生と.文部省は大ウソつきや!」ボクは労働基準法について学校で習った。教科書に書いてあることは.当然正しいことだと思っていた。ところが実際に社会に出てみたら.高卒のボクが働くような職場で.有給休暇が年10日ちゃんととれる職場なんか.めったにあるものじゃない。パチンコ屋のニイちゃんも.ピンクサロンのネエちゃんも.料亭の板前も労働者や。でも有給休暇なんて.まともにとれるわけがない。クラス会に出席したときに.ボクは先生に言ったことがある。「先生.ウソ教えたらアカンやないか!教科書に書いてあったことはウソやないか!」と。しかし.教科書を認可しとるのも.先生にこう教えろと指導しているのも文部省だ。ということは.文部省が大ウソつき.ということだろう。以前.ボクがいた写植屋でこんなことがあった。「今日は.ちょっと残業してもらわなあかん。そのかわり夕食好きなもん.出前取ってええで」と社長が言った。それを聞いてみんな「わぁ!」とか喜んでいた……。おかしいと思わないか。残業代を払ってもらって.その上で飯を奢ってくれるというなら.嬉しいのはわかる。でも夕食で残業代ごまかされたら.たまらんだろう。だからボクは「夕食はいらないから.残業代をくれ」と社長に言ったんだ。ボクの言っていることの方がスジが通っていると今でも思う。でも.そんなボクに賛成したら「なんや社長に印象悪く思われて.都合悪くなるんやないか」という心配がみんなにはあったと思う。「今まで.そうやったんだから別にことを荒立てんでもいいやないか」という気持ちもあったかも知れない。しかし「出前取ってええで」というズルが.なにしろボクには許せなかった。それにやっぱり自分達の権利は自分で守らないと。誰かが守ってくれるというのは甘えどころか.それもズルの一種だと思う。いくら資本主義社会とはいえ.労働者は労働力を会社に提供しているのであり.人間性や生活まで会社に提供しているわけではない。みんな仕事をするのは結構だけれど.もっと積極的に「人間であること」を主張してもいいのではないだろうか。いずれにしろ.労働基準法を教科書に載せている文部省は「大ウソつき」というのが.今のところの現実だ。 - ナニワ金融道『だまされたら.アカン!』青木雄二著 / 講談社 ¥838(税別)より抜粋 -

[162] テロ等準備罪 名前:エネルギー名無し (17/06/01-03:38)
 パヨクがどんなに悪あがきしても成立は不可避ですね。誠にお目出度い事で。
 民主党政権時代にも特定秘密保護法制定の動きがありましたが、これに反対したパヨクってどれだけいるのでしょうか?この時に黙ってて自民政権になってから反対するようでは説得力も何もありませんな。
 青木氏は民主党政権の成立を待たないままこの世を去りましたが、もし彼が生きてたらどういう評価を下していたでしょうか・

[161] 【 「共謀罪」採決に涙「なぜ強引に」国会周辺では抗議も 】→ http://www.asahi.com/articles/ASK5M52RTK5MUTIL02G.html?iref=comtop_photo 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/05/20-06:24)
大蔵省の官僚がノーパンシャブシャブの接待をせがんだかと思うと.キレた子供達がバタフライナイフを振り回して事件を起こしよる。不況のおかげで世の中は荒んでいく一方や……。ワシから見ても.日本はこれで大丈夫かいなと心配になってくるこの頃や。同じような不安を感じておる連中は他にも沢山おるらしい。実際.新聞の読者欄を見ると.そんなふうに世を憂えている投書で埋められとるわ。実はワシはそうした不満や不安を感じておるという連中に.前から一言いいたいと思っておった。新聞の投書を見てると.ほとんどが「こう願いたい」と書かれとる。しかし願っているだけでは世の中変わるはずがない。ホンマに見直しを考えているのなら.願うばかりでなく具体的な行動をとったらどうやちゅうんや。今の世の中を変える方法は簡単や。国民の誰もに与えられておる選挙権を行使すればええ。世の中をおかしくしておる元凶の自民党に一票を投じなければええわけや。どこがええかといえば.やっぱり共産党やろう。そして自民党政治をつぶしてしまえば世の中はずっと良くなっていくはずや。早い話が新聞への投書で「願いたい」と訴えるよりも選挙で一票を投じる方が.ずっと世の中のためになるやろう。勿論.自民党が諸悪の根源であることは.色んな事件でも証明されておる。事件を見れば自民党政治の体質が一目瞭然や。権力を握ったらそれをかさにきてやりたい放題というわけや。その自民党に踊らされて.世の中全ての連中がカネに振り回された結果が.今のおかしな世の中につながっておるというわけや。みんなそんな世の中がおかしいと心の中では思っておるに違いない。しかし選挙になると「自民党に投票せんと仕事をくれてやらんぞ」と脅かされて.仕方なく一票を投じておるわけや……。そんな人達にワシは言いたい。脅しに乗せられて自民党に一票を投じて仕事をもらっても.せいぜいが生かさず殺さずの飼い殺し。状況は変わらんやろう。それならいっそのこと自民党なんぞとは縁を切ってみてはどうやろう。ワシは今こそ皆がそうすべき時やと思っとる。腐れ縁をスッパリと絶ち切ればそら.気分もええに違いないで。 - ナニワ金融道『たたかなアカン』下 社会編/ 青木雄二著 / 講談社 ¥762(税別)より抜粋 -

[160] 【 「共謀罪」法案が実質審議入り 野党は廃案求める 】→ http://www.asahi.com/articles/ASK4M30Z0K4MUTFK001.html?iref=comtop_list_pol_n04 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/04/19-18:20)
古今東西.戦争という過ちは.時代の閉塞感を何とかしたいという.この投げやりな庶民の気持ちが引き起こしてきたという事実も覚えておいてや。しかし、ほんまに庶民がとるべき道は他にないんか……。昭和15年9月27日.日・独・伊の三国同盟がベルリンで調印。この時のドイツの首相はヒトラーで.日本の東条英機は陸相でして、翌16年に東条内閣が成立。彼は首相・陸相・内相を兼任.対米英開戦の最高責任者となり.太平洋戦争へと推進してゆくわけであります。ヒトラーも東条も最初から「私は軍事大国を目指します」と言って登場してきたわけではありません。彼等はドイツ・日本の救世主として.圧倒的多数の国民に指示されました。つまり民主主義とファシズムは出てきたときは決して相反するものではないのです。東条政権も平和を願って登場しましたが.2カ月後に戦争に踏み切ったことを忘れてはなりませんぞ……。自分の置かれている状況がちっとも飲み込めていない見栄っぱりの国民に.もし僕が滅茶苦茶な改革を断行するとしたら.こうなります。まず臆せず「軍備増強」を全面に押し出します。当然「徴兵制」を敷き.若者を徴兵します。表向きはテロ対策の強化ということで.アメリカに同調するという姿勢ですな。アメリカが軍事費を大胆に割り当てているのに比例して.日本の軍事費も国家予算の1パーセント枠などと言わず.3パーセントぐらいドーンと注ぎ込む所存です。しかしながら戦争は僕の本意ではありません。実は15才から35才の男を全員兵隊に出すことで.丁度現在リストラに遭いそうな40から60代の雇用が.それにとって代わって創出することが出来るという仕組みですのや。軍事費は言うなれば形を変えた公共事業。しかも国民に直接.お金をもたらすものでありますのや。次に海外からの不法滞在者は.当然の如く徹底的にシャットアウト。これにより国内にあれだけ膨れあがっていた失業者は一掃されるのです。正直な話し.人手が足らないと言って.寝たきりだったはずの爺さん.婆さんまで駆り出されるやろな。子供かて忙しくなること必至です。非行やひきこもりはなくなるという按配です。駆り出した兵隊は.平和目的と偽ってPKO活動に従事させます。今まではお金で国際貢献にカタをつけておったのを.労働力という現物支給で行うわけです。(もっとも紛争地帯では死者を伴うかもしれません。)若い男が国内に減るとどうなるか。必然的に若い女性は保守的になり.出来る内に男をつかまえて婚姻率は急上昇し.子孫繁栄のために子供をどんどん産むようになります。子供が増えれば将来の労働人口が増え.将来の購買層も増えて.市場が活況を呈するようになるのです。株価は上がり.土地も値上がりを始めます。これで改革は終わりですのや! この改革を仕上げるために必要な第一歩は.軍国……。もとへ.愛国主義の教育を学校ですることです。どや.この改革。そら恐ろしい改革でっせ。しかし今やったら.案外通るかもわからんな。なにせ.この国の国民の大半は.政府が何をしでかそうと.ノーチェック!警察が国民の電話を盗聴出来る法案まで通ってしまっておるくらいの国であります。どんな大問題も曖昧にお茶を濁すことにかけては天下一品でありまして.唯一意志を表明出来る選挙でさえも.貴重な一票を.これまでも何度変わることのない同じ政党に.投票し続けるのですから……。愛国主義への道筋などたやすいことではないでしょうか。折しも学級崩壊が叫ばれる中.政府は除々に新しい教科書で偉大なる日本史を教えると共に修身までみっちり教えていったらどうなるか……。間違っても.僕が思いついた改革など.実現して欲しくはないのですが.しかしどう考えてもそうなって行くようにしか思えてならんのが.この国の不思議なところでありますのぉ……。 -『銭道 さすらい編』青木雄二著(小学館¥1200税別)より抜粋 -

[159] 【 稲田防衛相、一転「夫の代わりに出廷したと…」森友訴訟】→ http://www.asahi.com/articles/ASK3G34B3K3GUTFK002.html?iref=comtop_8_01 名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会 (17/03/14-17:07)
日本が太平洋戦争へ突入したのは不景気な時期やった。第一次世界大戦の背景にも世界的な大恐慌があった。また.あのヒトラーが出現したとき.ドイツは不景気の真っ最中やった。ゼニを根本にした社会だからこそ.そのゼニの価値が揺らげば人の心が揺れ.国も揺れる。今の日本がまさにそれや。今こそ社会全体をよく見直し.立ち直らせなあかん。日本人はそういう時期の真っ只中におる。それを自覚せなあかん。「そんなこと言うても.そう簡単に世の中変わらんで」そういう人もおるやろ。それは違う。社会とは常に発展していくものやで。勿論.ただボーッとしていても変わっていく訳がない。変えていく為には何故こんな社会なのかということを.よく見極めなあかん。そのヒントは次の言葉の中にある。「支配階級の思想はいずれの時代においても支配的思想である。」これはマルクスとエンゲルスとが残した『ドイツ・イデオロギー』という本の序文の一部である。つまりこういうことや。『物質的生産のための手段を意のままにしうる階級』とは.支配者階級であり.言い換えれば資本家ということだ。つまり.人類が大昔から現代まで一貫して生産してきた.物質的なものの私的所有をいつの時代も合法とみなしている階級のことや。それに対して『精神的生産のための手段を欠く人々』というのは.労働することに時間をとられて『精神的生産』つまり知的なものを磨いていくための手段を持っておらず.肉体労働を強いられる人々のことをさしている。つまり支配者の思想(支配的な思想)というのは『物質的諸関係』つまり財産をめぐる利害関係の『観念的表現』つまり.支配者階級が財産不可侵を定めた憲法といった一種の表面的ごまかしの形をとって自分の財産を守ること.それ以外の何物でもない。煎じ詰めれば支配階級の思想とは.自分達の財産を守るために.ごまかしの手段を用いて.自分の利害関係を守るものである。それが支配階級を支配者たらしめている考え方であり.それが社会全体を動かしているという事だ。更に簡単に言うと.階級社会(奴隷制社会・封建制社会・資本主義社会をさす)では.支配階級が物質的生産ばかりではなく.精神的な支配手段をも掌中におさめているということになる。要するに.日々の仕事に追われている人間(つまり大多数の労働者)は.世の中を動かしているイデオロギー(人間の行動を決定する最も根本的な考え方)について、考えたり勉強したりする余裕がない。その結果.支配階級自身(つまり自民党を中心とする日本の政治)や旧財閥系大企業から優遇保護を受けているイデオローグ達(御用学者や主人持ちの芸術家など)がテレビや新聞でしゃべっていること.つまりは支配階級のイデオロギー(支配的思想)が.日本における唯一のイデオロギーであり.被支配階級は黙ってそれを受け入れて服従しなければならない.ということである……。日本人は.政府と文部科学省の策略により.こういう単純なことさえも理解できないような国民に成り下がっている。これではあかん。これでは社会を変革しようにも変革できん……。エンゲルスはマルクスが死んだとき「彼は『人間は政治や科学.芸術や宗教を営むことができるが.それ以前に先ず.食い・飲み・住み・衣服を着なければならない』という簡単な事実から出発した」と述べている。当たり前のことかも知れんが.案外その当たり前のことに誰も気付いていない。深く考えようとしない。この「誰もが知ってる簡単な事実」こそ.社会を理解する最も大切な出発点なんや。それなのに日本の義務教育の中では.これらの営みの土台となっているゼニのことについては.学校でほとんど教えていない。わしはその事に気付きこの本を書くことにしたわけや。教育のこと・先生のこと・家庭のこと・親のこと・そして子供達自身のこと。まやかしの多い世の中で.本質を見失わずに生きるためにどうすべきなのかをワシなりに考えた。子供達を救い.次の世紀を少しでも明るくするために.この本はワシの本音の教育論や。 -『青木雄二のゼニの教育論(『人生とゼニ』ホンマの価値観を知れ!)』青木雄二著/青春出版社¥1100(税別)より抜粋 -

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