[210] 【 10連休、五月病に注意「間違えると元に戻れない」】→ https://www.asahi.com/articles/ASM4V4Q4JM4VTIPE025.html?iref=com_apitop
名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会
(19/05/01-15:06)
《 資本主義社会の構造は.死ぬまで働かされるタコ部屋と同じや 》「1863年の最後の週に、すべてのロンドンの日刊新聞は『単なる過度労働からの死亡』という『センセーショナル』な標題の一記事を掲げた……。メリ・アン・ウォークリという、二十歳の婦人服製造女工の死亡に関するものだった……。輸入したてのイギリス皇太子妃さまのもとで催される誓忠舞踏会のための貴婦人用衣装を、一瞬の間に作り上げるという魔術が必要だった。メリ・アン・ウォークリは.ほとんど休みなく労働し.夜は一つの寝室を.さまざまの板壁で仕切った穴のような室中で.二人づつ一つのベッドに入った……。メリ・アン・ウォークリは.金曜日に病気になって日曜日に死んだ……。検屍陪審は表明した『死亡者は卒中のために死んだのであるが.その死が.人員過剰の作業場における過度の労働等々のために速められたと懸念すべき理由はある』と」『資本論』……。知らん人もいるかも知れないが.タコ部屋というのは「タコ壺のように.一度入ったら出られない部屋」ということや。もぐりのタコ部屋は.ホンマに絶対に抜け出せないだけやない。現場でケガをしても.病気になっても.薬もないし.誰も看病なんかしてくれない。放っておかれて.寒かろうが.雨が降っていようが.外に放り出されることもある。働けない者は.メシを食う権利もない。病気になったら死ぬしかないということや。まさか、この現代にそんなことが……。と思った人は.ホンマにお目出度いわ。ボクに言わせたら.いいなりの社員なんかも「タコ部屋」にいるのとたいして変わらない。タコ壺の中に入っているから.外の世界が見えないし.自分の姿も会社の状態も見えない。真面目にやればやるほど、ストレスがたまって.家族とのコミュニケーションもなくなって.しまいには過労死だ。なんとか生き延びても.定年退職したとたんに.女房から離婚を宣告される。「定年離婚」というやつや。これじゃ.なんのために働いてきたのかわからない……。そう.労働者は.家族のために働いているつもりで.実は資本家のために奉仕しているのに過ぎない、ということや。『資本主義社会そのものがタコ部屋と本質的に同じ』巧妙な搾取の構造を持っている。ペテンなのや。 -『ナニワ金融道 ゼニの魔力』青木雄二著(講談社¥1400税別)より抜粋 -
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