[319] ★【 スパイ防止関連法案へ議論本格化 政府の有識者会議が初会合 】→ https://00m.in/AiGAM
名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会
(26/09/29-11:34)
古今東西.戦争という過ちは.時代の閉塞感を何とかしたいという.この投げやりな庶民の気持ちが引き起こしてきたという事実も覚えておいてや。しかし、ほんまに庶民がとるべき道は他にないんか……。昭和15年9月27日.日・独・伊の三国同盟がベルリンで調印。この時のドイツの首相はヒトラーで.日本の東条英機は陸相でして、翌16年に東条内閣が成立。彼は首相・陸相・内相を兼任.対米英開戦の最高責任者となり.太平洋戦争へと推進してゆくわけであります。
ヒトラーも東条も最初から「私は軍事大国を目指します」と言って登場してきたわけではありません。彼等はドイツ・日本の救世主として.圧倒的多数の国民に指示されました。つまり民主主義とファシズムは出てきたときは決して相反するものではないのです。東条政権も平和を願って登場しましたが.2カ月後に戦争に踏み切ったことを忘れてはなりませんぞ……。自分の置かれている状況がちっとも飲み込めていない見栄っぱりの国民に.もし僕が滅茶苦茶な改革を断行するとしたら.こうなります。まず臆せず「軍備増強」を全面に押し出します。
当然「徴兵制」を敷き.若者を徴兵します。表向きはテロ対策の強化ということで.アメリカに同調するという姿勢ですな。アメリカが軍事費を大胆に割り当てているのに比例して.日本の軍事費も国家予算の1パーセント枠などと言わず.3パーセントぐらいドーンと注ぎ込む所存です。しかしながら戦争は僕の本意ではありません。実は15才から35才の男を全員兵隊に出すことで.丁度現在リストラに遭いそうな40から60代の雇用が.それにとって代わって創出することが出来るという仕組みですのや。
軍事費は言うなれば形を変えた公共事業。しかも国民に直接.お金をもたらすものでありますのや。次に海外からの不法滞在者は.当然の如く徹底的にシャットアウト。これにより国内にあれだけ膨れあがっていた失業者は一掃されるのです。正直な話し.人手が足らないと言って.寝たきりだったはずの爺さん.婆さんまで駆り出されるやろな。子供かて忙しくなること必至です。非行やひきこもりはなくなるという按配です。
駆り出した兵隊は.平和目的と偽ってPKO活動に従事させます。今まではお金で国際貢献にカタをつけておったのを.労働力という現物支給で行うわけです。(もっとも紛争地帯では死者を伴うかもしれません。)若い男が国内に減るとどうなるか。必然的に若い女性は保守的になり.出来る内に男をつかまえて婚姻率は急上昇し.子孫繁栄のために子供をどんどん産むようになります。子供が増えれば将来の労働人口が増え.将来の購買層も増えて.市場が活況を呈するようになるのです。株価は上がり.土地も値上がりを始めます。
これで改革は終わりですのや! この改革を仕上げるために必要な第一歩は.軍国……。もとへ.愛国主義の教育を学校ですることです。どや.この改革。そら恐ろしい改革でっせ。しかし今やったら.案外通るかもわからんな。なにせ.この国の国民の大半は.政府が何をしでかそうと.ノーチェック!警察が国民の電話を盗聴出来る法案まで通ってしまっておるくらいの国であります。
どんな大問題も曖昧にお茶を濁すことにかけては天下一品でありまして.唯一意志を表明出来る選挙でさえも.貴重な一票を.これまでも何度変わることのない同じ政党に.投票し続けるのですから……。愛国主義への道筋などたやすいことではないでしょうか。折しも学級崩壊が叫ばれる中.政府は除々に新しい教科書で偉大なる日本史を教えると共に修身までみっちり教えていったらどうなるか……。間違っても.僕が思いついた改革など.実現して欲しくはないのですが.しかしどう考えてもそうなって行くようにしか思えてならんのが.この国の不思議なところでありますのぉ……。 -『銭道 さすらい編』青木雄二著(小学館¥1200税別)より抜粋 -
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