[272] ★ 【「死んで生まれ変わろうと……」 独特な死生観を持つ市川猿之助と哲学者・梅原猛の関係 】→ https://news.yahoo.co.jp/articles/76c1bff88eb1e86dfd1b9f81b31d043c59a192c2?page=1
名前:『ナニワ金融道場』管理運営委員会
(23/05/25-09:37)
『唯物論』と『観念論』。日本国民にとって唯物論は聞き慣れない言葉なのですが.わかりやすく言えば.現実を先入観なしに.見えるままに素直に見るということや。
ただそれだけのことなのですが.反対に観念論というのがありましてな。例えば.机が「在る」とは.自分がそれを「在ると思う」からあるという主張をするわけですわ。自分が思わなかったらあるもないもわからないではないか.と主張する立場が観念論であるということも付け加えておく必要がありますな。「なんだそれだけのことか」と言われるかも知れませんが.このことは現実の社会を知る上で.最も重要で大切な根本の問題なんですわ。
「在る」とは観念の外に.観念から独立して.観念に支配されないでそれ自体で成り立っているものだということなのや。だから.在るものは思うことによって.いささかも動かされたり.変えたりすることはできまへん。「在る」は思う.思わないには関係のないことなんや。
もし.人間が思うことによって.あるいは神に祈ることによって稲や麦が豊作になるとしたらどないなりまっか。人間に労働ということは.いらないことになりますがな。このことは唯物論が真理で観念論は誤りであることを証明しておりまっしゃろ。しかし.悲しいかな圧倒的多数は観念論者なのでありますわ。では何故.観念論者であるのか……。
それはこのいかがわしい資本主義社会の中で.本当のことを知られることよって困る側と.本当のことを知ることによって.幸福になってゆく側が存在するからなのや。このことは資本主義国の必然であって.唯物論を採り入れるわけにはいかなかったというわけや。
唯物論を教えなければ.残るは観念論だけですがな。その結果どういうことになるかと言いますと.人間が自分を支配する人間に対してひざまずき.その精神を支配され.長いものには巻かれろというような風潮が知らず知らずの間に出来上がってしまい.洗脳された国民がどんどん生産されていった.ということなのや……。
以上のことが.唯物論.観念論の核心や。それでもまだよくわからない方は.唯物論者は「この世に神はいない」と断言する側.観念論者は「神はいる」と主張する側だと理解しても.決して間違いではないと.覚えておいてええと思うで。あなたが唯物論を徹底して実践し.この資本主義社会の裏の仕組みが理解出来たら.カネでヘタ打たん.悪賢い宗教家にダマされん.女にモテる方法も見出せる。それを噛み砕いて述べたのが本書でんがな。
-『ナニワ錬金術 唯物論』青木雄二著(徳間書店¥1200税別)より抜粋 -
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