<以下のような画像とニュースを見るにつけ,過去のコロンブスやマゼランの大航海時代の始まりを西暦1500年頃とするなら,それから数えて約500年後の話し……。
<当時,方や自国であり自らの種族(白人にしてコーカソイド系アングロ・サクソン)のエゴイスティックなる繁栄と保身の為に,他の種族や民族の人権や文化を全く無視し否定した上,勝手な資本主義的理論からその価値観をばらまき押し付け,略奪や収奪を重ね,更にその民族を奴隷として拉致しまるで牛馬のように売り買いし虐げて来たその王家の末裔とそれに対し,それを長きに渡って強いられて来た奴隷の末裔(黒人にしてネグロイド系)の図…… ?! 『オバマ夫妻、英女王にiPod贈る 名曲40曲入り』→
http://www.asahi.com/international/update/0402/TKY200904020040.html<マルクスは「全歴史は階級闘争の歴史,すなわち社会的発展の様々の段階に於ける搾取される階級と搾取する階級,支配される階級と支配する階級の間の闘争の歴史であった。」(『共産党宣言』)とし又,青木雄二は「歴史は何もしない,何故なら人間が歴史を作るのであって他の何かが作る訳ではないからだ」(『勝ち逃げ資本論』)としているが,これらはいかにも『弁証法的唯物論』がその真と正を証明している事の実証と言わざるを得ず,そしてそこには「たかだか500年」の歳月によって斬新的発展が遂げられ,確実なる変化と変革が迎えられようとしている現実がある一方で,逆に考えれば「それでも500年もの」歳月を要していると言う実態にも違いないわけです。
<それだけにそこには未々「人間は各人が意識的に意欲された自分自身の目的を追うことによって結果はどうなろうともその歴史を作る。多数の人々がより良く生きるかの道筋を理解しようとしており又、理解することは可能である。だがこれには長い間の根気強い仕事が必要である。」(フリードリッヒ・エンゲルス)には違いなく又,「人々があらゆる道徳的、宗教的、政治的、社会的な空文句や声明や約束の影にあれこれの階級の利害を見つけだすことを学ばないうちは彼等はいつでも政治上の欺瞞と自己欺瞞の愚かしい犠牲者であったし今後もまた常にそうであろう」(レーニン・ウラジーミル・イリイチ)と言うことが何度でも唱えられ,声を上げながらそんな『弁証法的唯物論』が更に伝播され,推し進められて行かなければならないと言う事を再認識させられないではいられないのです。