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青木雄二のナニワ金融道場

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講演の記録。

2000年4月18日 法政大学における講演レポート

【青木雄二は落語家で言うなら,名人古今亭志ん生である。(3/12)】

次に二点目は各々のキャラクターと言いますか,例えばそれは芸人で言うなら『芸風』とでも言えるものの相違でしょうか?(^_-) お二人の各々の著書群を読んでもらったり又,今回の講演の模様を記した本文を読んで頂いてもお解りかと思いますが,取り敢えず講演の導入部からしてそうなのであって,まず講演の冒頭に故人の名言格言を引用しては話しのテーマを第一に掲げ,そのテーマに沿ってしっかりと脈絡を追いながらも随所にタイムリーな時事ネタや,機知に飛んだジョーク等(落語で言うならくすぐり)を上手く取り込み折り混ぜながら,更にあらかじめ用意された設問なり,その場その場で投げかけられる会場からの問いかけに対し,的確にその論旨を捉えては反応回答され又,会話のトーンにしても常に感情の起伏をコントロールしながら穏やかな調子を持って,エンディングに向かい起承転結を持って止しとされる宮崎学氏が,噺家の世界で言う「江戸時代からの伝統芸能はこの人の他界によって完全に終わりを遂げた。そのネタの豊富さと,器用にして計算し尽くされた秀逸な話芸は今後,彼をおいてそれ以上の芸人が登場する事はあるまい」と辛口の評論家達に口を揃えて言わせしめ,その死を落語関係者の誰もが惜しんだ昭和の名人と言われる『三遊亭円生』と言った所であるならば一方,とにかく話しの順序と言えば一体何処から入って,何処へ飛んで行ってしまうのか全く見当もつかず又,何処からどんな風にどんな話しが飛び出して来るのか予測する事すら困難であって,話しのトーンにしてもそのテーマによって,大きく身振り手ぶりを交えては,時にはその調子を荒げ声高になる時があったかと思えば,深刻に頭を抱え首を傾げ,本当に困り果てたような表情をしては幼い少年のように机にうずくまってしまうようなまるで無軌道とも思える語り口が,逆に何とも言えず計算では成しえない緊張と緩和を生み出す事によって人間味溢れる熱や情感,味わいを伴って,聞く人に力強い説得力を持って,その心の奥底を直接鷲掴みにして行ってしまうような迫力を感じさせないではいられないのが,青木雄二先生その人であり,それは語られる内容もさる事ながら,それ以上に『青木雄二が語る』と言う事その事自体が興であり,醍醐味であると言うのは真に先に述べた円生に「道場で試合をやればまず遅れを取る事はなくても,原っぱにおいて真剣でやったらおそらく切られるであろう」とまで吐露せしめたほどの,もう一人の昭和の名人,古今亭志ん生に例える事が,我ながら巧妙の極みであろうと自負しないではいられない程な訳です。(^_^)v





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