青木雄二
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ファン倶楽部へようこそ ここでは青木雄二ファンのために様々な企画や、青木氏からの告知などの情報を扱っていく予定です。。



ナニワ金融道の青木先生と銀座にて


2001/8/5〜2001/8/6青木雄二先生東京講演レポート



8/5(日)リブロ池袋店コミュニティカレッジセンター講演終了後,控えの喫茶室にて。


8/6(月)青山ブックセンター青山本店での講演模様と講演終了後,東京ドームホテルのレストランの打ち上げにて。


【 小学館主催 青木雄二東京講演『物の見方,考え方』についてのレポート 】



 等と,一応銘を打たせてもらいましたが,しかしこれはあくまでテープやVから起こしたものではなく,当日ノートに走り書きしましたものをわずかながらに整理して転載しただけのものでありますので,お話しの前後関係につきましてまるで難解な部分であり意味不明な点(正確な数字や誤字脱字)等につきましては,どうぞ十分に御推察及び御修正頂くか,もしくは講演趣旨であります『銭道』(小学館¥1200税別)本誌を御覧頂く,あるいは次回の青木雄二先生の講演に直接お出かけになられる事をお勧め申し上げます。m(__)m(本誌『銭道』の宣伝文句には「これ,読まんと数千万円は損しますやろな!」とありますが,全く本も読まんし,講演にも出かけずして数千万円とは言わずとも何ボかでも儲けようなんてそんな横着をしてはあきまへんで(^_-)!)又後日,当方が加筆する事によって青木先生の講演の意図される内容に何がしかの改変が生じてもいけません事と,何より青木先生御自身の表現によるその豊かな感性と迫力をなるたけありのままの形で感じて頂きたいのでやはりそのままにこう言った形でお届けしたいと思います。
開催日:2001/8/5(日),8/6(月)
開催時間:午後4時半開演〜午後6時終演,午後7時開演〜午後8時半終演。
開催場所:リブロ池袋店コミュニティカレッジセンター/青山ブックセンター青山本店に於いて。
入場者数:両日供予定者数の140名強。

《 講演内容 について(両日を要約) 》


8/6,9と言う日について考える。。。広島,長崎。。。現在の社会情勢を思えば犯罪が少なくなった時こそ経済は上向きになったと言えるが,現況はと言えば,益々不況の一途を辿っている。1000兆の負債(1000兆の1は,1と言う響きから何か体した事のないような錯覚さえ持つようだが実はとんでもない数字なのである!)100年×100億の返済が必要→この状況を打破する為には,1.インフレ政策。2.大増税。3.徳政令しかない。→それでは何故,こんな社会になったのか?と言う事を究明してみたい。。。〈真理〉→とは,(自転している地球とその上空に留まって飛んでいるヘリコプターの関係を例に挙げて)本来,何らかの設問が出された時,問われた問いに対し手を挙げなくても誰でもが同意出来るもののはずである。時間の流れ→1.思う事は時間の流れによって変化する→女性選挙権 2.物もやはり変わる。車も大企業も東京駅も。マしかし,「そのどちらが根源となって変化して行くものであるのか?!」を問うてみる。人間の進化は例外なく原始共産社会〜奴隷社会〜封建社会〜資本主義社会へと移行して来ている,これは観念論では説明出来ない。。。唯物論vs観念論。。。「デカルト言うのがおる」→こいつは為になってないか?!否,なっとる。人は脳髄に思い浮かべる。→作用は意識出来ない。→存在やから否定出来ない。観念〜唯物へ。Ex.1.不潔なトイレに入って気分が悪くなったのは,トイレが不潔だったからなのか?それとも気分が悪くなったせいでトイレが不潔になったのか?(^^;)2.そもそも地球の起源からして地球が先なのか?人間が先か?を問う。3.土俵のような巨大な薔薇を人は何故イメージ出来ないのか?の例え。4.電車の神,原子力の神は何故存在しないのか?の話し。。。「兵隊さんは死んでもラッパは離しませんでした」(精神論の前に)→死→肉体硬直するからそうなるのであって,これは精神力でも神仏の仕業でも何でもない。そして立派な人の出現も又,科学ではない。。。〈生産力と生産関係〉量と質によるものである。。。道具の開発→分業→いつしか余分な物を取り上げる者が現われる(私的所有と言う概念の発生)→ 売る,市場へ→封建社会の崩壊。。。洋服と着物の例→飽和点へ生産力上がる→儲かる,豊になる。。。更なる富を求めて→国家→富国強兵→戦争(スパルタカス等々の例)。。。これら社会の変化は全て〈生産力と生産関係〉によって変化して行くものであると言うメカニズムを発見したのがマルクスである。→しかし,文部省教育ではそれを教えようとはしない→〈・日本教職員組合・全日本教職員組合協議会(後から出来た)・入らない〉→ 教師はいずれも正しいと主張→生徒は更に困惑する。。。支配階級にとっては都合が良い。→無知で従順な多数の労働供給者を作り出す。→労働者は労働力と言う資本を資本家に売って生活する賃金労働者である。→商品は遊ばせておけないし又,遊んでもいられない。→再生産について→明日への労働商品として。。。8人のアシスタントに自民党について尋ねると→自由で民主主義がある。自民党とは?→ 資本主義を擁護し→維持し→展開させて行く党でしかない。。。武士は少なくないと駄目だ→年貢で食べているから→婚姻についてもそこに自由はなく不平等であり成立が困難,何故なら階級社会が壊れるから。。。しかし,確かに太平洋戦争がなかったら小作と庄屋の関係は未だに続いていたであろう(GHQによる『農地改革』それ以前の米の取り分としては10俵の出来高だとすると小作4に対して地主は6であった。今のサラ金はいかにも良心的(^_-))。。。農民達は食う為にそれを歓迎!(これも物質が先である事を証明するものである)そしてこれらの政策を戦後押し進め,選挙による農民達からの票を上手く取り込み徐々に成長して来たのが自由民主党(しかし,これはあくまで資本主義国家アメリカの手引きによるものであって,その真意は日本が社会主義国家への変貌を逐げる事を何とか食い止めようとしたものであった)。。。米国には食品に製造年月日はない。。。二人の同級生の奥さんの話し(使う側と使われる側の立場に分かれた時)→春闘の例えが解りやすい。「彼の意識が彼の社会的な存在を規定するのではなく,社会的な存在が彼の意識を規定する」対立を表現。→飯が食えるだけ有難いと思え。西武←→青木雄二←→労働者。。。フォイエルバッハ→「唯物論を広めれば宗教はなくなる」と言った。← 一方,マルクスは「貧乏人がなくならないと宗教はなくならない」と言った(「宗教に凝っとる奴が宝くじ3億円当たったらすぐに辞めてしまうで」(^_-))→差別,苛めの構造の根源はここにあり,それを解決しない限り永久にこれらはなくならない。。。だからいっその事,「世の中には(差別,苛め)はある,と言ってしまった方がすっきりするんちゃうか?」。。。(御自身の例を出されて)→「私にしても子どもがいるが,確かに今は観念論に根差した教育をする。しかし,いずれ時が経てば「それは性善説に導くためにやった事だとはっきり言う」→宗教と支配者とはいつの時代も結託する。→観念論を排除し唯物論によって各々がコペルニクス的転換を遂げ,社会そのものを変革する事が出来さえすれば,この世の中の全てを変える事は出来るのだ。何より大切な事は誰もがそう言った『物の見方,考え方』が出来るようになる事がまず何より寛容である。




《講演終了後の質疑応答》

Q: 今後の政局についてどんな風に捉えておられますか?
A: 人気のある内に小泉氏が若手を連れて党を割って出る事も考えられますしもしそうでなく,そこに留まるのであれば,橋本派とかの抵抗勢力によって色々な軋轢が必ず生ずるでしょうから,いずれ体した変革は期待出来ないと言えるでしょう。そして今回の選挙を見ても,まずタレント議員とかでなく本来政治家は全体哲学を習得し大局感を持った哲学者がなるのが一番なのです。それでも例え哲学者でなくとも今の生活に満足しているかどうか位の人生観であり世界観は誰しもが持っている訳ですから,選挙に於ける無党派等と言うものはそこには存在しないと言えます。


Q: 社会主義はいつ頃やって来ると考えておられますか?
A: 50年〜100年後位やと思われます。まず瓦解とか崩壊とか言う言葉の印象からして,もう既に資本主義社会側からのプロパガンダのようなものであって,例えば今のソビエトのプーチン等を見てどう説明する? 皆,ビシッと糊の利いたカッターにきちんとしたネクタイ締めて戦闘機とかでも最新鋭のを作っとる,それを言うなら資本主義のくせに約束すら守らず,税金で助けてもろとるこの日本こそもうとうに崩壊していると言える。


Q: 今後の経済情勢と就職状況についてどう考えられますか?
A: 利潤を生まない不動産は放棄出来ない。〈他,厚生年金,健康,介護保険等について....これらがいかに政策として破綻しているものであるか?!じっくりと考えてみる必要がある。政府の言う事を鵜飲みにしたり何処までも信用していたんでは間違いなく下手を打つ〉


Q: 青木先生御自身は選挙に立候補されないのですか?
A: ワシが立候補して当選するやろか?(^-^) 嫁はんが嫌がるし又,自分も外からガヤガヤ言うとる方が性にあってる。


Q: 青木先生はお若い頃何故,せっかくの公務員の職を放棄されたのか?そして漫画家の道も?...しかし次にもし漫画を書かれるのならどんなストーリーのものに?
A: 今の時代仲々,サクセスストーリーを書くにしても難しいものがあると思います。やはり金融に関わるものになりますかな?(体験談があって)20才やそこいらでこんな退屈な生活のままで終わりたいと言ったようなセコイ考えなかった。漫画は毎週出さなならん。これは正直しんどかったが,やはり肉体的に一番きつかったのはパチンコ屋。そして精神的にしんどかったのが漫画家。。。三つ子の魂百までで,小さい頃から曲がった事や筋の通らん事は許せないと言った反抗的な所があって,弱い者や困った者をそのまま見過ごすと言う事が出来ん性格だっただけに今だに何の得にもならんこんな誰もやらんような事をやっとる。ワシくらいと違いますか?(^-^) 皆で一人でも多くの人が唯物論を広めようとしたらこの世の中は必ず良うなって行くんですけどな。。。


Q: 青木先生はマルクス・エンゲルスの『資本論』によって開眼されたように伺っていますが,その他にもたくさん本を読んでおられるはず,『資本論』は難しいと言う人達に何かその他に指針となるような良書があるようでしたら教えて下さい。
A: 今回発売のこの『銭道』とかええのんと違いますか?(会場(^-^))。。。エンゲルスの『空想より科学へ』とかがやはり入り易いでしょう。etc...。


《 講演についての個人的な感想 》


 今回の東京講演は,大手出版社小学館の肝入りとは言え,何しろこの規模では初の東京でのお目見えにて(もしも,入りが悪かったりしたら青木先生,気ぃ悪うしはるやろなぁ.....。当サイトでも非力ながら少しリキ入れてCMさせてもろといた方がええやろか,どうしよか?(^^;))等と,大変生意気にもおこがましい事を考えながら当日の講演を迎えた訳ですが...しかし,何の事はない蓋を開けて見れば両日ともに立ち見が出る程の大盛況にて正しくメジャーどころの出版社の組織力でありそして又,『青木雄二』と言う看板の威力に改めて感銘させられた次第でありました。全体の印象としましてももう《掛け値なしの大成功!\(^o^)/》と言わざるを得なかった訳ですが,特にその中でもメディアであり又,御自身の作品中でも書いておられた「病気(癌)とその術後の体調」に関する憂いを抱きつつ講演に臨まれた方達は決して私だけではなかった事と思われますので,何より(そんな事があったのかしらん?!(^-^))と思わないではいられない程の以前にも増しての青木先生の壮健さには,新旧を問わず漫画『ナニ金』と青木雄二ファンには何よりの贈り物ではなかったかと思われました。そんな事で《講演の大成功!》と《青木先生の御無事》のこの二つでもうこれ以上の喜ばしい事はなかった訳ですが,一通りその詳細を箇条書きにまとめて見ましたので引き続き御一読頂ければと思います。まずは青木先生の印象から。。。


[衣装]

以前,名古屋講演でお逢いした頃から比べて結構髪の毛が伸びておられ,しかも何と少し軽目のパーマを!(☆o☆)(ひょっとしたら奥様からのお勧めかしらん?前髪を少し垂らした風情は往年の日活の大スター,青木先生の大好きなマイトガイ旭バリ?!(^-^) でも二日目の講演前にはそのせっかくのパーマも少し無造作にしておられ過ぎたので畏れ多くも少し御髪を直させて頂きました)その割にはしばらく地味なネクタイをしておられたように思われたりもしたのですが,しかし全体的には明るいグレーの背広の上下にて(又,90万とかの誂えた物だったりして,とっても軽かった)バリッと決めておられました。(値段に関わらず相変わらず無造作に扱われるのは毎度の事(;^_^A )


[声]

怪我の巧妙と言っては余りに不謹慎かも知れませんが,しかし御病気のせいで煙草を止められた事が結果的には以前にも増して,その声は大きく,更に張りと力が備わって,とにかくそのお陰で何か全体的な青木先生の印象そのものまでが,Power感覚でありエネルギッシュな感覚と言ったものが,より一層助長され(それが果たして万人の方に洩れなく好印象であり又,その真意が真意として伝わるっているかどうかは別として(^_-)(^^;))やはり間違いなく迫力を持って伝わって来るのは確かな事でした。そして心配されたかつ舌に関してもまるで問題なし。少し鼻風邪風だったのは御愛敬?!(^_-)


[講演の手法と効果]

青木先生の講演の手法とその効果について,それは全くのボランティアでやっておられる訳ではないので,一つの商品としてのエンターテイメント的な意味合いから(そう言った意味あいではおこがましくも御同業として(^^;))正直に何度かお尋ねしたりお話しをさせてもらった事があるのですが,先生御自身は「まるでそんな事は計算した事も考えた事もない」とおっしゃっておられましたが,しかし,それにしてもTalk(話術)としての興味としてのそれは,まるで饒舌にして弁舌あざやかと言った事では決してなく(これは間違いなく青木先生御本人の経験であり徳であり内面でありの全ての事からにじみ出て来るもの)逆にそれが作為的でなくいかにも自然体であるだけに更にその本質の全てが際立って来るような気がしました。確かに青木先生のお話しはやはりどうしても哲学的な引用が多様される為に,それが時折り初っ端から聴衆を『掴む』事なく進んでしまった時,大変固くも又重苦しくなる向きがあったりする子とがあるのですがしかし,それも落語で言うなら『枕』としてしっかりと振られた要素を持って構成され,そしてある時,話しの流れの中の何処かでスイッチがONになった瞬間,もうそこからは堰を切ったように笑いは飛び出すし,その圧倒的な興味から聴衆は目を輝かせてはメモを取る者が続出し始め,まるで身を乗り出してはそうして会場が一体化して行き,やがて気が付けばいつの間にか『青木world』へと引き込まれて行き,そして最後によくよく気付いて振り返って見ると最初に『枕』として振られていたそんな難解な語句でありフレーズの数々の全てが,まるで複雑にもつれていた糸が一挙に解きほぐされんかのように一気に起承転結を持ってエンディングを迎えているのです。そして正しくそこには緩急があり,情緒性が施され,躍動感であり溢れる生気が限りなくみなぎっています。さて,そこでその中のいくつかを具体的に紹介するとしますと。。。否々,これはやはり実際に生青木雄二講演を御覧になられた方が,何より確かにして明らかな事でありましょう。(^_-)


[聴衆]

聴講者のほとんどが庶民的な感覚だけに全体に少し緊張気味だったのか?かしこまった感のあった池袋よりも,いきなり講演開始直後,ヘリコプターの話題で笑いが巻き起こった青山では,決してその聴講者の知的水準の高い低いではなく(でも正直,ブルーカラーとホワイト−カラーの差異からやっぱりそれもあるか?(^^;)(^_-)m(__)m)しかし,やはり場所柄的に(こう言った講演の雰囲気に慣れている向きとそうでない向きとは確かにあるな)と感じさせられるものはありました。そして何より二日目であると言う事で,何となくその笑いはいかにも「講演を待っていた!」と言った雰囲気が明らかに漂っていて,それは講演に対する大いなる期待の現われと言ったものを十分に感じさせてくれるものでした。それでも前半のデカルトから1820年代のフィヒテ,シュー,フォイエルバッハからマルクスに至る哲学者達が残して来た哲学的用語の数々にはしばらくの間の沈黙がありましたが,しかしEx.の1.不潔なトイレが先か?気分が悪くなるのが先か?の話しであり,2.地球の起源からして地球が先か?人間が先か?....。辺りから次第次第にうなずく聴講者の数とその回数が増え始め,メモを取るのが激しくなり,そして最後に全ての質疑応答が終了した時に会場全体から巻き起こったその拍手の大きさには,本当にまるで一人一人の聴講者の皆さんからの熱い希望と勇気の波形であり温度と行ったものを感じないではいられないのでした。


[講演設備等その他について]

青木先生を擁しての初めてのイベントとは言え,しかし大手出版社だけにこの手の企画は幾度となくこなしておられるでしょう事を思えば正直もう少し設備等に配慮を御願いしたかったです。(;_;) 講演の内容を筆記する水彩ペンはいかにも細い物で,おまけに乾きかけていてかすれがちで,あれでは遠くからの人は大変見辛かった事と思います。そして書き込まれる方のホワイトボードにしてもその土台が,飛び上がらないと上がれないような高さのものであったのに対し,逆に腰掛けて向かうテーブルの高さが前かがみにならないとマイクに向かえないような高さであった事を始めとして,講演が始まった直後にも青木先生が上着を脱がれ,その始末に難渋しておられるのをステージ袖にいながら当分の間まるで気付く事なく放置したままにしていたスタッフの方の無神経であり,(もう,何度私が飛びだそうかと席を立ちかけた事か!)音響マイクにしても照明にしても,出来ればもう少し講演者への配慮の仕様がなかったものか?!(`_´) あれでは講演者のみならず,聴講者にも失礼になりかねないと思われた時に正直腹立たしいのを通り越してし悔しくも残念でなりませんでした。(又,講演の後半,本当に一杯の聴講者にて室温が上がり過ぎ,聴講者のほとんどが皆でハンケチやパンフのような物を団扇変わりに振り始めたのを眼の当たりにしていてもそれでもまだ私が依頼しなければ,まるでエアコンの温度調整までしてもらえないでいたのにはもう本当に参ったとしか言いようがありませんでした。(;_;)(>。<))それにしても,イベント先の本屋であり会場側に確かに問題があったにせよ,せっかく早くから出向いておられるのであるならば出来る事なら出版社側の方には出来る限りモニタ及びチェックをしておいて頂きたいものでありました。


○ - 蛇足 - ○

今回の講演で私が本当に何度となく「ドキッ!」とさせられたのが,講演中に「汝盗むべからず」や「働く者は儲けず儲ける者は働かない」等と言ったフレーズが突然登場するので,その度に(何?何だこのフレーズは!いつか何処かで間違いなく聞いた事のある,まるで感動的でありいかにもインパクトのあるクリエイティブなフレーズではないか?!(☆o☆))と....。そこでよくよく冷静に考えて見ましたら何の事はない,私が歌っている自分のCD作品『選挙に行こう!』の中の歌詞では,そのほとんどが包み隠す事なく青木先生の全ての著作品の中から抜粋させてもらった歌詞群の数々が集約され,その楽曲のフレーズとして盛り込まれて創作されたものであるだけに,それは至って,極めて,まるで自然な形でそこに再現されていただけの話しなのでありました。 (^^;)(*^-^*)



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